ミミミとコロナ②

ミミミの日々

①の続きです。

パパパとマママは、日曜日に発熱。日曜の発熱外来を探し、パパパが先に行きました。

かなりの混雑で、時間も取られました。日曜だったためか、検査結果は翌日になり『陽性』。あんまりその病院の対応がよくなかったって話をマママにすると、パパパの戻りが遅くなったせいもありますが、ミミミが診てもらった病院がよかったからと翌日に検査を行い、やはり『陽性』。

この時点では、まだパパパ、元気があり、届いたジャングルジムを組み立てたり、上司に電話して「これくらいの症状なら、テレワークで仕事できそうです」なんてことも言ってました。ミミミも、最初は見慣れないジャングルジムに恐る恐るでしたが、すぐに慣れて登り始めました。ミミミはすでに回復傾向です。マママもそれほど熱も上がらず、「風邪の方が喉痛いことがある」なんて言うくらいでした。

そんなやり取りも束の間、パパパ、この日の夜から、39度まで熱が上がり、日曜にもらった解熱剤で38度に下がるを、3日間繰り返すことになり、マイハーシスに記入していると、保健所から電話があり「入院も視野に入れていいんじゃないですか?」と。『自分よりしんどい患者なんて、いくらでもいるだろ』と思い、最初は断りましたが、マママとも相談し、入院することにしました。

スマホが重いと感じるくらい体力やられてましたし、家族的にも、その方が安心かつ楽だろうなという思いもありました。迎えに来てくれたタクシーは、水木しげるの漫画に出てきそうな運転手さんで、2台の空気清浄機が掃除機のようなゴーーーーという音を絶えず車内に響かせてました。裏道を駆使して、信号にもひっかからず、桜がとてもキレイで、車中から見える窓の外は、現実に存在しないように感じ、メタバースを彷徨っているようでした。

③へ続く

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